中古車の上手な売り方

しかし率直に言 って、2012年はドイツ勢の勢いに圧されてしまったなという気がしている。 ドイツからもたらされた2012年最大の衝撃がVWのupだ。コイツの価格は149万円から。 しかもコレ、日本車が軽んじている安全装備は前席左右に両サイドのエアバッグ、ESP、更には低速域の衝突回避自動ブレーキまで標準装備での価格なのだ。日本の軽自動車は一体何をしているんだ ろう? 税制の優遇? 一体何か根拠なのか。改めて、そう考えさせる衝撃度である。 もちろん、それはupが乗っても素晴らしいから言える話だ。アウトバーンの速度域まで想定し たupだが、その余裕が街中を走らせていても実に豊かな運転感覚に繋がっている。何と言うか、 。本物のクルマ”を操っていると実感させるのだ。 この価格と装備、そして走りを知った上で、それでもまだ軽自動車に乗る理由、見つけるのは相当 難しくなったと思う。「ガイシヤは高いから良くて当然」などと逃げていた日本のメーカーは、ユー ザーは、この現実を直視するべきだ。日本の独壇場であり世界をリードしているという気分で居たハ イブリッド車に関しても、この1年のうちにBMWがほぼフルラインでモデルを揃え、ついにはアウ ディも参入してきた。しかも、その出来がまた悪くないのだ。 では日本は? 2012年に革新的なハイブリッドの新モデルなど世に出ただろうか?この攻勢には、さすがに私も戦慄を覚えはしめた。たと えばフォルクスワーゲンは、2018年までに国内販売を 現在の倍近いい11万台に増やすと宣言している。それはさす がに簡単じゃないだろうと思っていたが、upの凄・まじ い出来映えと、発表から3週で3000台売れたというニ ュースに、これはひょっとするかもと思い始めてきた。 もしも販売が‐一万台に届いたら? 2011年の乗用車 国内販売、三菱は約10万9000台たった。ちなみに、そ のうち登録車は約5万3000台で、残りは軽自動車だ。 そしてマツダは約19万台。登録車は約14万台である。これ らと肩を並べることになるのだと想像すれば、事の重大さ が解るはずだ。 そうなれば日本の自動車ビジネスは、間違いなく変革を 迫られる。いや、この国のクルマやそれを取り巻く社会を、 本当にユーザーの為になるものに変えていくには、やはり 。黒船゛に頼るしかないのかもしれない。 その意味では気持ちは複雑だ。しかし、どこか期待して いる自分も居るのである。